第31回千葉元気印企業大賞表彰式「災害対策電力ユニットEneco」

『第31回 千葉元気印企業大賞』表彰式
「災害対策電力ユニットEneco」

表彰式を通して改めて感じたこと

表彰式に参加して強く感じたのは、今の時代に求められているのは、単なる便利さではなく、暮らしの不安を減らす具体的な備えだということです。

Enecoは、停電時に困る人を減らしたいという発想から生まれた製品です。
売れるものをつくるのではなく、社会が本当に必要としているものを形にする。その考え方が、今回の受賞という形で評価されたことには大きな意味があると感じています。

当社は、再生可能エネルギー分野に特化した電気設備の施工・保守事業者として、太陽光発電やオール電化システムなどを通じ、災害に強い暮らしを支えてきました。Enecoもまた、その延長線上で生まれた製品です。日常と非常時を分けるのではなく、どちらにも役立つ備えとして、これからさらに多くの方に知っていただきたいと思います。

ポータブル蓄電池を“家の電気を守るシステム”に変える製品

Enecoは、自宅の分電盤に接続する“後付け型”の電力供給ユニットです。
停電を検知すると、接続されたポータブル蓄電池からの電力供給へ自動で切り替わり、家庭内の照明やコンセントをそのまま使える仕組みになっています。資料では「分電盤に接続したEnecoが、停電を検知したら自動で電力供給を開始」と説明されており、暗闇の中で手動操作に追われることなく、日常に近い形で電気を使い続けられる点が大きな特長です。

特に印象的なのは、ポータブル蓄電池を“家の電気を守るシステム”に変えたという点です。
一般的にポータブル蓄電池というと、延長コードで個別に家電へつなぐイメージを持つ方も多いかもしれません。しかしEnecoは、既設の分電盤と連携することで、停電時にも天井照明や冷蔵庫など、暮らしに欠かせない電気を家の中で自然に使える環境を目指しています。資料でも「延長コード不要」「停電したら自動で給電開始」「常にコンセントで充電」といった特徴が整理されています。

マンション・賃貸にも対応しやすい、新発想の蓄電池システム

Enecoの大きな魅力のひとつが、マンション・賃貸住宅でも導入しやすいことです。
従来の据え置き型蓄電池は、設置費用が高額になりやすく、屋外工事や大型機器の設置が必要になるケースもありました。そのため、マンションや賃貸住宅では導入のハードルが高いという課題がありました。これに対してEnecoは、資料上で「宅内工事だけで完結」「原状回復が簡単」「引っ越し時も持っていける」「工事は2〜3時間程度」と説明されています。

また、ページ1のビジュアルでも、
「マンションだから、無理。」そう諦めていませんか?
という強いメッセージとともに、マンション・賃貸でも設置できる3つの理由が打ち出されています。専有部内で完結しやすく、原則として大掛かりな屋外工事を必要としない点は、これまで蓄電池導入を諦めていた方にとって大きな可能性です。

停電時にどれくらい使えるのか

防災製品として気になるのが、「実際にどれくらい使えるのか」という点です。
資料では、1kWhプランの場合の目安として、
天井照明が約22時間、冷蔵庫が約21時間、スマホ充電が約100回、在宅ワーク1日分といった使用イメージが示されています。

また別資料では、照明・冷蔵庫・通信機器を中心に、電子レンジなどを短時間併用した場合で約8〜10時間が目安とも案内されています。これは使い方や接続機器によって前後するものの、停電直後の混乱を乗り切るうえで十分に現実的な備えと言えるでしょう。

Enecoが評価されている理由

今回の受賞は、単に製品の珍しさが評価されたのではないと思っています。
Enecoには、社会課題に対して現実的な解決策を提示している製品としての強みがあります。

資料では、Enecoの信頼性として、複数の特許取得済み、千葉市認定事業、防災製品等推奨品認証マーク取得、日本経済新聞掲載、Ankerジャパンとの専売契約などが紹介されています。さらに、世界的な蓄電池メーカーであるAnker製品として、最長5年の長期保証にも対応していることが示されています。

価格面でも、資料には標準工事費込みで約50万円から、または50万円以下が目安と記載があり、従来の設置型蓄電池と比べて導入しやすい選択肢として訴求されています。もちろん容量や構成によって価格は変動しますが、「高額すぎて現実的ではない」と思われがちな防災設備に、新しい選択肢を生み出している点は大きな価値です。

これからも、社会に必要とされる事業を

Enecoは、千葉市トライアル発注認定事業やふるさと納税返礼品としても選ばれるなど、地域社会からの評価を積み重ねてきました。今回の受賞は、その歩みを後押ししてくれる大きな節目でもあります。そしてこの表彰をゴールにするのではなく、これからも「ヒトが求めるものを提供する。その先に売上がある」という考え方を大切にしながら、社会に必要とされる事業を広げていきます。

停電は、起きてから備えることはできません。
だからこそ、平常時のうちに準備しておくことが大切です。

一家に一台、エネコで安心の暮らし。
今回の受賞をきっかけに、Enecoという新しい防災の選択肢を、より多くの方に知っていただければ幸いです。